Diary...

Aujourd’hui maman est morte. Diary...

Aujourd’hui maman est morte.(きょう、ママンが死んだ)

アルベール・カミュの異邦人という小説の冒頭

きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かも知れないが、私には分からない。

 

こんな感じで始まるようですね。新潮文庫版の窪田啓作訳らしいですよ。

アルベール・カミュとか読んだことないですね。変身!カフカでした。

 

きょう、知りました。もしかすると、間違ってるかもしれないが、私には分からない。

 

 

かなり面倒くさいダイアリーの冒頭ですが、

先週お話していた 杉本博司 ロストヒューマン展

 

こちらが、

<今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない><廃墟劇場><仏の海>

というシリーズ3部で構成された展覧会。

 

そうなんです、<今日世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>がですねほら。

というわけで、元ネタからアプローチしてみたのですが。

あっ、サササーと皆さんの興味が引いていく感じがこの記事を書いているパソコンの前からでも。。。

潮干狩り出来そうですね(笑

 

ずれました。

私は杉本博司の<海景><劇場>がとても好きでして。

写真集とか買っちゃうぐらい。

 

今回海景<今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない>の中で一つだけありましたが、すごく良かったのは<廃墟劇場>ですかね。

 

_mg_7578

 

_mg_7577

 

_mg_7580

 

はて、どうやって撮影してるのでしょうか?こんな都合よくかっこいい廃墟の劇場なんて。。。

合成かな、上手いなー、あれ?杉本博司は大判カメラでフィルム現像の作家のはず合成出来んのなんて思いながら案内を見ていましたら。

 

” 経済のダメージ、映画鑑賞環境の激変などから廃墟と化したアメリカ各地の劇場で、作家自らスクリーンを張り直して映画を投影し、上映一本分の光量で長時間露光した作品 “

展覧会サイトから

 

でた!アメリカ!あるんですねこんなカッコイイ廃墟の劇場が!!

劇場シリーズの好きなところはシャッターを長時間開けて撮る手法なので、

白くなった部分が、何も無いという訳ではなく映画の映像が積層されて被写体を白くする。

時を切り撮る写真というモノ、そこで時間を感じれるというところでしょうか。

 

なんてワカル風ぶってみたのですが、しのごの言わずにかっこいい写真!

ぜひ、本物を見ていただきたい!!

 

現像技術の高さすごいです!!!

 

大きいプリントで白へのグラデーションの美しさが本当に素敵でして。

白黒プリントしたことのある方はご存知かもしれませんが、

普通の写真サイズでもホコリだとか、現像の加減とかで白い点とか出来てしまったりするものです。

 

そら私のような素人レベルと比べちゃあれなんですけど。

 

けど!けど!!

めちゃ近くで見ても綺麗なグラデーション。

 

これ神業かと。

これ!!神業かと。

 

2回言いましたよ。すみません興奮しすぎました。

 

あと<仏の海>も好きな作品でしたので大満足の展覧会でした。

しのごの言わずに美しい作品で且つ、しのごの言えるコンセプトを持っている。

杉本博司すごいなー。また観たいなー。

 

11月までにもう1回観に行きたいなー、大阪に来ないかなー。

来るなら国立国際美術館かなー。

 

と巡回を期待しながら。

今週はこのあたりで、イノウエでした。

 

 

タグ:

コメントは受け付けていません。